自分に向いている仕事がわからない高校生へ|仕事の見つけ方を考えよう

「自分には、どんな仕事が向いているんだろう?」
進路を考え始めると、こんな疑問を持つ高校生も多いのではないでしょうか。
高校生の進路選びでは、「自分に向いている仕事がわからない」と悩むのは珍しいことではありません。
まだ経験したことのない仕事もたくさんありますし、今は知らない職業の中に、自分に合う仕事があるかもしれません。
だから、最初から「これが自分に向いている仕事だ」と答えを決める必要はありません。
まずは仕事を探す前に、「自分はどんな人なのか」を知ることから始めてみましょう。
向いている仕事がわからないときは、まず自分を知ろう
向いている仕事を考えるとき、
「好きなことを仕事にすればいい」
と言われることがあります。
もちろん、好きなことは大切なヒントです。
でも、「好きなことが特にない」「趣味を仕事にしたいわけではない」という人もいるでしょう。
そんなときは、好きなことだけで考える必要はありません。
例えば、
「得意なこと」
「人から褒められたこと」
「苦手だったけれど頑張れたこと」
を振り返ってみてください。
友達の相談に乗ることが多い。
細かい作業をするのが苦にならない。
人前で話すのは苦手だけれど、準備はしっかりできる。
頼まれたことは最後までやる。
こうしたことも、自分に向いている仕事を考える大切なヒントになります。
「好きなこと」だけで仕事を選ばなくてもいい
仕事選びというと、「自分の好きなこと」を探さなければいけないように感じるかもしれません。
でも、仕事との相性は「好き」だけでは決まりません。
自分がどんなことをすると達成感があるのか、どんな場面なら頑張れるのかを考えることも大切です。
例えば、
誰かに「ありがとう」と言われてうれしかった。
チームで何かを完成させたときに達成感があった。
自分で工夫して、うまくいったときが楽しかった。
そんな経験を振り返ると、
「人の役に立つことが好き」
「数字や情報を整理するのが得意」
「人と一緒に進める方が頑張れる」
など、自分でも気づいていなかった特徴が見えてくることがあります。
向いている仕事は、実際に知ってみないとわからない

高校生の段階では、世の中にどんな仕事があるのかをすべて知っている人の方が少ないでしょう。
だから、「自分に向いている仕事を一発で見つけなければ」と考える必要はありません。
気になる仕事について調べる。
学校を見学する。
授業を体験する。
実際に働いている人の話を聞く。
そうした経験を重ねる中で、
「これはちょっと面白そう」
「これは自分には合わないかも」
と分かっていくことも、立派な進路研究です。
最初から完璧な答えを出すのではなく、いろいろな仕事を知りながら、自分との相性を確かめていきましょう。
高校生のうちにできる「仕事の見つけ方」
将来の仕事がまだ決まっていない人は、まず次のことを考えてみてください。
「自分はどんなことが得意?」
「どんなときにうれしい?」
「人からどんなことを褒められる?」
「どんなことなら頑張れそう?」
「どんな人の役に立ちたい?」
答えがすぐに出なくても大丈夫です。
学校生活や部活動、アルバイト、友達との関わりなど、普段の生活の中にもヒントがあります。
そして、少し気になる仕事が見つかったら、実際に調べたり、学校を見に行ったりしてみてください。
「向いている仕事探し」より「自分を知る」ことから始めよう

「向いている仕事」は、最初からどこかに答えが用意されているわけではありません。
いろいろな経験をしながら、
「自分は何が得意なのか」
「どんなことにやりがいを感じるのか」
「どんな環境なら頑張れそうなのか」
を少しずつ知っていくことが大切です。
「向いている仕事を探す」のではなく、
「自分を知ることから始める」。
それが、将来の仕事を考える第一歩です。
進路に迷っている人は、まずは学校見学やオープンキャンパスなどで、いろいろな仕事や学びに触れてみてください。
新しい経験の中から、今まで気づかなかった「自分らしさ」が見つかるかもしれません。


