社会人に必要なコミュニケーションって何?

「コミュニケーション力が大切」
進路や就職について調べていると、こんな言葉をよく見かけます。
でも、
「コミュニケーション力って、話が上手なこと?」
「人見知りだと社会人になって困るの?」
と思う人もいるかもしれません。
実は、社会人に必要なコミュニケーションは、たくさん話せることだけではありません。
仕事では、上司や先輩、同僚、お客様など、さまざまな人と関わります。
だから大切なのは、相手の話を聞くこと、自分の考えを伝えること、分からないときに質問すること、困ったときに相談することです。
今回は、社会人に必要なコミュニケーションについて考えてみましょう。
コミュニケーション=「話が上手」ではない
コミュニケーションが得意な人というと、
「初対面の人ともすぐ話せる」
「話題が豊富」
「人前で話すのが得意」
というイメージを持つかもしれません。
もちろん、話す力も大切です。
でも、仕事ではそれと同じくらい**「聞く力」**が必要です。
相手が何を伝えたいのかをきちんと聞く。
分からないことがあれば確認する。
相手の立場を考えながら話す。
これも立派なコミュニケーションです。
「自分はあまり話すのが得意ではないから」と、最初から苦手だと決めつける必要はありません。
「分かりません」と言えることも大切
社会人になると、最初からすべての仕事ができるわけではありません。
分からないことや、初めて経験することもたくさんあります。
そんなとき、
「ここが分からないので教えてください」
「このやり方で合っていますか?」
と質問できることも大切な力です。
分からないまま進めてしまうと、仕事のミスにつながることもあります。
質問したり相談したりすることは、恥ずかしいことではありません。
周りの人と確認しながら仕事を進めるために必要なコミュニケーションです。
相手に伝わるように話す

自分の考えを伝えるときも、
「自分が話した」だけではなく、相手に伝わったかを考えることが大切です。
例えば、
「何をしてほしいのか」
「いつまでなのか」
「どこが分からないのか」
を整理して伝えるだけでも、相手は理解しやすくなります。
難しい言葉を使う必要はありません。
相手の立場を考えて、分かりやすく伝えることが大切です。
高校生活の中でも練習できる
コミュニケーション力は、社会人になってから急に身につけるものではありません。
高校生活の中にも、練習できる場面はたくさんあります。
友達の話を最後まで聞く。
先生に分からないことを質問する。
グループ活動で自分の意見を伝える。
部活動やアルバイトで、周囲の人と協力する。
こうした日常の経験も、将来の仕事につながっています。
大切なのは「相手と一緒に進める力」

仕事は、一人だけで完結するものばかりではありません。
誰かに教えてもらったり、相談したり、協力したりしながら進めます。
だから社会人に必要なのは、
たくさん話せることではなく、
相手の話を聞くこと。
自分の考えを伝えること。
分からないことを質問すること。
困ったときに相談すること。
こうした力です。
コミュニケーションは、特別な才能ではありません。
高校生活の中で少しずつ経験しながら、身につけていくことができます。
まずは今日から、人の話を最後まで聞くことや、分からないことを一つ質問してみることから始めてみませんか?


