9月30日土曜日に、リーダーシップ論の授業として
【株式会社シニア経理財務】の富澤一利代表取締役社長による
公開講座を行いました!
(株)シニア経理財務は平均年齢65歳の30年以上の経理実務経験者を企業等に派遣する人材派遣会社です。
富澤社長はTBS「がっちりマンデー」など多数のメディアにシニアのベンチャー企業として紹介され、年齢は現在69歳。
18歳から33年間三菱東京UFJ銀行(旧三和銀行)で勤めた後、
ホテルの支配人を5年、不動産会社の財務部長を5年間務めていたという経歴の持ち主。
キャリアを重ね、65歳にして株式会社シニア経理財務を設立。
このビジネスを始めた理由は、
「自分と同じようにスキルを活かして社会参画したいシニア=団塊の世代が周りにたくさんいる。
経理に特化すれば絶対ニーズがあるはず!」
「経理は小さな会社も大きな会社も必ずあるが、しっかりした人に任せたい」
といった思いがあったからだそうです。
一億総活躍社会で、シニアの雇用創出にもつながり、
豊富な経験、豊かな人間力、確かなノウハウを持った人材を派遣する
まさにニッチなビジネスで成功している会社なのです。
お話の中でも富澤社長の「好きな言葉」がとても印象的でした。
サミュエル・ウルマン(ドイツ生まれでアメリカに移住した実業家)の
「Youth(青春の詩)」
マッカーサーの座右の銘として有名になった不朽の名作。
“Youth is not a time of life-it is a state of mind”
〈青春とは人生のある期間ではなく、心のあり方なのだ〉
これは詩の一番はじめのフレーズですが、
ぜひ、今この詩と出会った方は続きも調べて読んでほしいです。
要するに、青春とは年を重ねて失われるものではなく、
強い意志や情熱の火が消えたとき失われるのです。
富澤社長がいきいき、ハツラツとして見えるのは、
圧倒的な情熱があるからかもしれません。
そして、
学生のために「社会人として大切なこと」も教えていただきました。
「何事もやる気をもっておこなうこと。」
「『あいさつ』と『スマイル』を大切に。」
現在まで長くお勤めされ、さまざまな経験をされた方でも、
やはりここに帰するのか、と正直驚嘆しました。
実は私自身も、社会人1年目という身であるが故、
富澤社長のお話は、社会人の教科書1ページ目に当てはまるような、
重要なお話に溢れていたのだと感じております。
このような話を聴く機会はそう多くありません。
学生一人ひとりの心にも小さな火が宿り始めているのではないでしょうか。
(富澤社長、本当に笑顔がステキでした!)
学生部広報担当
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